マドリード

マドリード、スペイン

マンサナレス川はイベリア半島の中央部を絶え間なく穏やかに流れて、「ヨーロッパの門」と称されるスペインの君主が居住するマドリードの首都に至ります。

すべての広場、街角の大道芸人、美術館、公園、王宮‐ここでの散策は異なる歴史的な時代の芸術スタイルを楽しむことができます。

素晴らしい古代建築の数々は、マドリードがまさに一つの博物館のような都市であり、ヨーロッパの芸術の都であることを感じさせます。夜のとばりが下りると街のすべてが幻想に耽り、さながら時が止まって永遠を手に入れたタイムレスシティーかと見紛います。

そぞろ歩きスポット

• ベルナベウ・スタジアム

  ステーファノ、ポース・キャス、ロナウド、ラウルそしてジダン、彼らはかつてレアル・マドリードのこのホーム・スタジアムで彼らのスキルをいかんなく発揮し、ファンをうならせました。世界で最も権威のあるサッカースタジアムの一つです。

• マドリード王宮

  マドリード王宮は1734年のスペイン・ハプスブルク朝時代に焼失したアルカサルの後に新たに建てられた宮殿で、パリのベルサイユ宮殿、ウィーンのシェーンブルン宮殿に次ぐ3番目に大きな宮殿です。内部装飾は素晴らしく、スペインの最も称賛されている芸術家らによって天井のフレスコ画が描かれています。

• マヨ―ル広場

  1620年に建造されたセントロに位置する長方形の広場は、スペイン・ハプスブルク朝時代の栄光の象徴のような広場です。広場の中央にフェリペ3世の騎馬像があり、およそ1世紀の間、広場は市場やフェアが開催されたりエンターテインメントなどのパフォーマンスの会場となっています。現在では日が暮れると、立ち並ぶレストランは訪問者に地元のナイトライフ文化のテイストを提供し、ナイトライフを楽しむ人たちで一晩中にぎわいます。

• トレド

  トレドはマドリードから南に数十キロメートルのところに位置する古都です。「スペインに一日しかいないなら、迷わずトレドに行け」と語られるほど世界中の人々を魅了してきたこの街は、現在では街全体が世界遺産に登録されています。トレドの街を見下ろす丘に建てられた城は軍事博物館となり、正面ゲートはスペイン国王カルロス1世のイーグルが飾られています。

• スペイン広場

  豊かな緑に囲まれた広場は王宮の北に位置し、セルバンテスを記念して1930年に建てられたドン・キホーテとサンチョ・パンサなどの像やモニュメントがいくつも建てられています。像の後ろにはエディフィシオ・エスパーニャとマドリードタワーというスペインを代表する2棟の超高層ビルがそびえ立っています。

  
  
  
• ハモン・イベリコ

  ハモン・イベリコはスペインのみで作られる黒豚セルド・イベリコの生ハムです。 口の中で簡単に溶けて広がる良質の脂は、長い熟成期間のなかで変化してゆき、天然のどんぐりや木の実で5年をかけて育てられたイベリコ豚の香気が脂に閉じこめられ、口からあふれだすほどの香り高い本場スペインの幻の最高級生ハムです。