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ラサ

拉萨城市指南 - 国航官网
アジア

アジア,ラサ、中国

飛行機が空港を目指して下降している間、窓からは雪化粧をした山谷が、さざ波を織りなすように波打つ景色が広がります。そして、その谷の一つに位置する標高3,600メートルの中国チベット自治区の省都であるラサに降り立ちます。ふわふわとした雲に包まれた遠くの山々は、見事な背景をラサに提供しています。

ここはどこまでも清らかで敬虔な聖なる場所です。文字通り、「ラサ」とは「聖地」を意味する地名です。世界の屋根の精神的な支えとして、ラサは極めて神聖です。それは神秘主義に満ち、仏教により定義されています。祈りの旗、円筒部分に経典を納めたマニ車、甘い香りと黄色いローブは、至る所に溢れています。敬虔な巡礼者はひれ伏して叩頭し五体投地といわれる祈りを捧げます。彼らは何年もかけて神聖な目的地に向かい、数百キロメートルあるいは数千キロメートルを移動するときでさえ、常にこの祈りを貫きます。口では言い表せないほどの困難と苦難の歩を一歩ずつ着実に歩を進めるステップ・バイ・ステップの旅です。どうして?少なくとも一度は仏教崇拝の聖地に赴くことが、大きな生涯の夢だからです。

見る!遊ぶ!食べる!-これで決まり!

  • ポタラ宮

    どのようにして建造したのでしょう…古代の建築技術に脱帽。現代的な建築ではあるけれども、聖地は未だに古代の崇高で圧倒的な威厳をにじませています。そして、異なる方向にいやおうなく流れゆく車両や歩行者を見守っています。内部空間は部屋数2,000室以上ともいわれ、130,000平方メートル分に相当する広さを擁しています。

  • 大昭寺(トゥルナン寺)

    7世紀、唐王朝(608年~907年)から嫁いできた文成公主のために、7世紀中頃にチベットの統治者ソンツェン・ガムポ王によって建立された世界最古の木造建築の一つです。他の寺院はそれぞれの宗派に所属がありますが、チベット族にとって重要な宗教活動の聖地である大昭寺は、チベットの宗派すべてによって崇拝されています。

  • 薬王山

    高さ3,700メートルの山頂は写真家や写真愛好家のために用意されたベストショットを狙える最高の撮影ポイントです。岩崖には仏教洞窟があり、壁に刻まれた仏教図像は一見の価値があります。

  • ノルブリンカ

    18世紀に建造された典型的なチベット様式の離宮と庭園で、歴代のダライ・ラマの伝統的な夏季の離宮としても使用されてきました。

  • 八角街(バルコル)

    八角街は一周1,000メートルの巡礼環状路で、ラサの旧市街の中心部に位置します。巡礼者の中には五体投地といわれる全身を地面に投げ出して叩頭し、ゆっくり立ち上がり、各々の平伏で体長一つ分ずつを進めるという祈りを捧げる人もいます。けれども八角街は精神的な場所としてだけ繫栄しているのではありません-八角街はまたラサで唯一のショピングストリートです。祈りの旗、マニ車、幸運のお守りや彫像のような興味深いお土産を売るお店や屋台が隣接しています。



  • ナムツォ湖(納木錯湖)

    車がナムツォ湖に近づいてくるとブルーラインが視界に入ってきます。けれども、そのブルーラインは次に始まるブルーの世界のウォーミング・アップにすぎません。アクアマリン、アズール、藍色、サファイアブルー-ナムツォ湖はそれ自身が青を意味する多くの形容詞そのものです。ダメダメダメ!これらすべてのことを忘れてください。ナムツォ湖にはあなたがその青に心を奪われてしまわないように、特別なお守りが必要なほどの素晴らしい青が広がっています。かもめのような鳥は翼を広げて空に羽ばたき飛び回っているか羽を休めて水面に遊んでいます。その水面に起こる波紋が湖畔の岩に打ち寄せます。太陽が沈んで赤色と金色は互いに溶け合い、近くの岩崖にオレンジ色の輝きを投じます。