成都

成都、中国

成都には歴史が至る所にあります。 金沙遺跡、中国の初の国営の学校、中国の最も有名な古代の詩人の一人の慎ましい庵、そしてもちろん様々な由緒ある寺院などすべてはこの地の過去につながり、それを興味深く覗き見ることができます。

成都は現代的な感覚に疎いわけではありません。春熙路（チュンシンルー）の太古里は成都で一番のショッピングエリアです。ニュー・センチュリー・グローバル・センターは世界最大の建造物でインパクトのある幻想的な形状をしており、ショッピング、レジャー、グルメ、エンターテインメントなどありとあらゆる事柄を提供しています。藍頂アートセンターはアバンギャルドな美術と音楽を発信しています。バーやカフェが立ち並ぶ九眼橋の飲食街は夕暮れ後のアフターワーク族やナイトライフの達人たちの憩いの場です。宽窄巷子（カンサクコウシ）は濃厚な歴史文化に浸れます-竹の椅子でくつろいだり、喫茶店で地元の生活を楽しんだり、しびれるような四川料理にトライしたり、スイカの種とお茶を楽しみながら情緒あふれる四川のステージショーを見たりします。

そぞろ歩きスポット

• 都江堰（トコウエン）

  絶妙に考案された灌漑プロジェクトにより、2200年間風雨に曝されてきても未だにびくともしていません。それは、古代中国のエンジニアが、実際に物理的なダムを建設することなく川を「堰止め」て地形を活用する方法で建設した魅力的な例です。

• 青城山

  四季を通じて深く樹木に覆われた青城山は、道教の一派の発祥の地として知られ、創始者は人里離れたこの地に落ち着き、王朝時代の道教の中心になりました。自然そのままの景観をベースにして由緒ある建物は道教の哲学を反映しています。

• 杜甫草堂

  杜甫草堂は、唐代の最も有名な詩人の一人である杜甫の住居です。今日まで保存され、博物館になっています。杜甫は社会的混乱から逃れるためにこの地に4年間住み、多くの作品がここで生まれ、最も多く読まれる詩や頻繁に引用される詩を創作しました。

• 成都パンダ繁育研究基地

  100頭以上のジャイアントパンダは可能な限り野生の生息環境に近づけるために作られた繁殖基地で保護され研究が進められています。パンダだけではなく、他の多くの希少な野生動物、レッサーパンダ、黒首鶴、白鶴なども保護されています。

• 金沙遺跡

  およそ4,000年前のブロンズ、翡翠、漆などを含む6,000点以上にも及ぶアイテムが出土しています。太陽神鳥金飾（くり抜かれた装飾的な金のディスク）は、今日、中国文化遺産のロゴマークとされています。

  
  
  
• 宽窄巷子（カンサクコウシ）

  1,000人余りの清の兵士がチベットの任務から戻った後に成都にとどまって兵舎を建設しました。兵舎は宽巷子と窄巷子、広い路地と狭い路地の地元の人に知られている2本の路地だけに集められました。古代のものを真似るた四合院と呼ばれる古民家は、これらの路地に隣接しています。歳月は流れても成都らしいライフスタイルは今も息づいています。