旧名を「チャンナン(昌南)」と称した景徳鎮は陶磁器(チャイナ)生産の中心地であったという理由で、ヨーロッパの人たちにとって「チャンナン」は「チャイナ=中国」と同義でした。その語源が現在の「CHINA」という英語名の由来とされています。その後景徳という治世に敬意を払うために「景徳鎮」と称するようになりました。景徳鎮の陶磁器は、何世紀にもに渡って使い続けられています。また今日、景徳鎮はセラミックスと完全に同義になっています。
6つの風光明媚な山と2つの魅力的な湖によって、中国東部安徽省の「豊かな土地」に恵まれていることも陶磁器に加えて、米と茶の主要な産地となっている証です。
景徳鎮古窯民俗博覧区では、古代の陶器窯と伝統的な陶磁器の名品を展示しています。異なる履歴期間の窯は、興味深い世界最古の陶磁器の生産ラインを垣間見ることができます。
9世紀のこの古代の町は、町の名を冠した浮橋県の政府の所在地であったもので、景徳鎮はその管轄下にありました。保存状態の良い政府の施設を含むいくつかの古代遺跡は、古代の城壁で囲まれています。
事実上古代瑶里の町は、景徳鎮の陶磁器産業を産みました。瑶里は唐王朝(618-907)の時代に陶磁器の製造開始しましたが、後の清の時代(1644年1911年)、その陶磁器部門が衰退して景徳鎮に敗れました。大自然と興味深い古代建築で表情豊かな目的地です。