お客様各位
平素よりご利用いただき、誠にありがとうございます。
欧州連合(EU)では、2025年10月12日より、短期滞在の第三国国民を対象とした新たな出入域システム「EES(Entry/Exit System)」の段階的な導入を開始されております。
本システムは、2026年4月より全面的に運用開始される予定です。
お客様のヨーロッパ渡航をより円滑かつ快適にするため、以下の通りご案内申し上げます。
一、EES導入国
現在、以下の欧州29か国においてEESが導入されています。
オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス
なお、キプロスおよびアイルランドにおいては、現時点ではEESは導入されておりません。そのため、引き続き渡航者のパスポートには手動で出入国スタンプが押印されます。
二、適用対象者および滞在条件
(1)対象者
ビザ免除対象者またはビザ取得者で、シェンゲン圏において180日以内に最大90日間の短期滞在を行う第三国国民
(※EU加盟国およびアイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、スイスの国籍を有しない全ての渡航者)
(2)滞在条件
短期滞在とは、いずれの180日間の期間内においても最大90日間の滞在を指します。
滞在日数は、EES導入国全体で通算して計算されます。
三、EESシステムの利用手順
(1)初回渡航時
初めてEES導入国に入国する際には、以下の個人情報の提供が必要となります。
旅券情報(氏名 生年月日等)
顔画像および指紋(生体認証情報)
出入国日時および場所
入国拒否情報(該当する場合)
これらの情報は電子的に登録保存されます。
(2)2回目以降の渡航時
既に登録された顔画像および指紋情報に基づき、照合のみで手続きが行われます。
四、渡航への影響および注意事項
(1)非EU/非シェンゲン圏国籍者
シェンゲン圏外の国境において、本人確認および生体認証情報の登録が行われます。
出入国記録は、パスポートのスタンプに代わり電子的に管理されます。
導入初期においては、情報確認のため窓口での追加確認が行われる場合があり、通常より待ち時間が長くなる可能性がございます。
(2)EU/シェンゲン圏国籍者および居留許可保有者
EasyPASSゲートの利用が可能です。
長期ビザ保有者は、通常の審査カウンターをご利用ください。
(3)乗り継ぎ時のご注意
乗り継ぎの際、出入国審査および保安検査が必要となる場合があります。
ご予約時には十分な乗り継ぎ時間を確保いただき、当日は速やかな通過にご協力ください。
五、ETIAS(ヨーロッパ渡航情報?認証システム)について
EESに加え、ETIAS(European Travel Information and Authorisation System)の導入も予定されています。
2026年末以降、ビザ免除対象の非EU諸国(日本、アメリカ、カナダ、オーストラリア等)の国民は、シェンゲン圏入国前にETIAS認証の取得が必要となる予定です。
詳細は今後、EU公式発表をご確認ください。
六、詳細情報
EESに関する最新情報は、以下の公式サイトをご参照ください。
https://travel-europe.europa.eu/zh/ees
お客様の快適で安全なご旅行をお祈り申し上げます。
中国国際航空
2026年3月